バルクデータエントリ 電気解析で、ギャップ要素(CGAPまたはCGAPG)の電気抵抗特性を設定します。
フォーマット
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PGAPEC |
PID |
KCER |
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例
KCERの手動指定
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PGAPEC |
2 |
1E6 |
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KCERの自動決定
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(5) |
(6) |
(7) |
(8) |
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PGAPEC |
2 |
AUTO |
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定義
フィールド |
内容 |
SI単位の例 |
PID |
プロパティ識別番号。 1 デフォルトなし(整数 > 0)
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KCER |
閉じたギャップの抵抗。 2
- 0.0より大きい実数値
- AUTO
デフォルト値はありません。
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コメント
- PGAPECによって、CGAP/CGAPG要素の電気抵抗が得られます。PGAPECエントリのPIDは、既存のPGAPのPIDと一致している必要があります。
- KCERは、閉じたギャップのギャップ抵抗値を表します。理論的に、抵抗値が低いと強制的に完全導体が使用されますが、極端に低い値を指定すると伝導マトリックスを調整する余地が少なくなることがあります。このような状態が見られた場合は、必要に応じてギャップ抵抗値を高くする必要があることが考えられます。ギャップが開いている場合は、電流がギャップを流れないので抵抗値は無限大です。伝導マトリックスを安定な状態にするために、開いたギャップの電気抵抗にはKCER*1.0E14が使用されます。
KCECの合理的な値を容易に設定できるように、自動計算(KCER=AUTO)がサポートされています。この計算では、各ギャップ要素のKCERの値が、その周囲にある要素の伝導率に基づいて決まります。
- FREEZE状態での電気接触では、幾何学的形状に基づく実際の接触状態(開状態または閉状態)が使用されます。
- PCONTECとPGAPECによる電気接触解析は、定常状態電気解析と多重定常電気解析でサポートされています。
- このカードは、HyperMesh内のプロパティとして表現されます。