CORD2C
バルクデータエントリ 基準座標系に関して指定された3つの節点を使用して円筒座標系を定義します。
同一線上にない3つの節点の座標を使用して、座標系を一意に定義します。 1つ目の点は原点、2つ目はZ軸上の点、3つ目はX-Z平面上の点です。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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CORD2C | CID | RID | A1 | A2 | A3 | B1 | B2 | B3 | |
C1 | C2 | C3 |
例
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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CORD2C | 3 | -2.9 | 1.0 | 0.0 | 3.6 | 0.0 | 1.0 | ||
5.2 | 1.0 | -2.9 |
定義
コメント
- (A1,A2, A3)、(B1, B2, B3)、(C1, C2, C3)の3点は同一線上に配置しないでください。これら3点が同一線上にないかどうかが、形状プロセッサによってチェックされます。
- エントリCORD1C、CORD1R、CORD1S、CORD2C、CORD2R、CORD2S、CORD3R、およびCORD4Rのすべての座標系識別番号(CID)は、すべて固有の番号にする必要があります。
- CIDとGIDが同じで、座標がPARAM,DUPTOLで設定された値の範囲内にある場合、同じ識別番号が許されます。
- この円筒座標系の節点(P)の場所は(R, θ, Z)で指定します。ここで、θは度単位です。図 1をご参照ください。
- Pでの変位座標方向は、Pの場所(Ur, Uθ, Uz)に依存します。節点での3つのこれらの方向の変位は長さの単位で指定されます。図 1をご参照ください。
OptiStructでは、円筒座標系と球座標系は、内部でエンティティ位置依存(例:GRID)の直交座標系に変換されます。したがって、節点が円筒座標系内に位置する場合、OptiStructにより節点のその位置に直交座標系が構築されます。R方向はX軸に対応し、Z軸はそのままであり、θ軸はX(またはR)軸の接線になります。これで、汎用的な直交座標系と同様に、さまざまな自由度を解決できます(制約条件に対して)。内部で生成される直交座標系は円筒座標系内の節点の場所に依存することに注意が必要です。したがって、同じ円筒座標系内の個々の節点の場所ごとに異なる場合があります。
- 不明瞭になるという理由から、Z軸上の点については、この座標系で変位方向を定義しないでください。
- 参照座標系(RID)は独立して定義するか、空白のままにする必要があります。空白(または0)の場合、参照座標系はデフォルトの基準座標系になります。この場合、A、B、およびCは、基準座標系に関して定義されます。
- 文字列のラベルを使用すると、他のカードによって参照されている場合などに座標系を視覚的に識別しやすくなります。現在のところ、文字列IDを設定した座標系はJOINTG要素でのみ参照できます。詳細については、Bulk Data Input File内の文字列ラベルベースの入力ファイルをご参照ください。
- HyperMeshでは、このカードはシステムとして表されます。