ELIST
バルクデータエントリ 流体ボリュームのための流体連成シェル要素を指定します。ELISTエントリはMFLUIDエントリで参照されます。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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ELIST | LID | EID1 | EID2 | EID3 | EID4 | EID5 | EID6 | EID7 | |
EID8 | EID9 | EID10 | 同様 |
例
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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ELIST | 25 | 47 | 22 | THRU | 35 | -56 | -57 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
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LID | 識別番号のリスト デフォルトなし(整数 > 0) |
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EID | 流体ボリュームで連成されるCQUAD4、CTRIA3、CQUADRとCTRIAR要素の識別番号。 デフォルト無し(整数 ≠ 0 または"THRU") |
コメント
- デフォルトでは、要素は片側のみで連成されます(MFLUIDエントリのWSURF1)。要素の連成される側は要素の法線方向の側と同じです。負のEIDiは流体が法線の反対側であることを示します。負のEIDiが“THRU”範囲にある場合、範囲の両方のEIDiが負である必要があります。
- 別の方法として、SURFとSETエントリを連成要素の定義に用いる事ができますが、SURFとSETエントリは連成要素定義にELISTと組み合わせて用いる事はできません。例えば、デック内にELISTカードが存在する場合に、いずれかのMFLUIDが存在しないELIST,25を参照している場合、プログラムはSET,25を検索しません。
- ELISTはSETとSURFの別形式ですが、ELISTはNastranデックとの適合性を確保するためだけに与えられています。ELISTの代わりにSURF/SETを使用することを推奨します。また、
- SURFおよびSETエントリとELISTエントリは減衰要素の定義に組み合わせることはできません。
- ELISTエントリは内部的にSETエントリに変換されます。ELISTが少なくとも1つのMFLUIDエントリで参照される場合は、モデル内のすべてのMFLUIDエントリがELIST エントリを参照する必要があります。そのような場合には、MFLUIDエントリが特定のセット識別番号(<SID>)を参照して、モデル内の対応するELIST,<SID>なしでWSURF1/WSURF2フィールドを定義すると、OptiStructではSET/SURF,<SID>が検索されません。
- ELISTエントリは内部的にSETエントリに変換されます。継続行はオプションです。